もう先週のことですが、
「リモート・Darie ヴォイスワークショップ」を開きました。
ダリエさんの言葉を借りると
「自分という名の懐かしき他者」に出会う旅。
この言葉は
Darieヴォイスワークショップに参加して声を出して聞いて目を閉じると、ぐるりと一周して目を開けた時の感覚を表しているように思えます。
ダリエさんの奏でるシュルティ・ボックスの音の震えに自分を乗せると、普段は聞かれていない自分の声が出しやすくなり、その声を出しながら自分の耳で聞いていると体が温かくなってきます。
シュルティ・ボックスのずっと続くドローン音に絡まると循環していく感じ。
もうひとつ、ダリエさんのオリジナル音源の「日常のジャーニー」。
足音、テレビのノイズ、電車のアナウンス、水道の音、日常のドローン。
日常の中にある音と共鳴して声を出してみたり、音の風景を旅する時間。
言葉にできないもどかしさが残ってしまう文になってしまったけれど。
次回のワークショップでもまた、自分の声を探してみものです。
ご参加いただきました皆さまありがとうございました。
そしてダリエさん、ありがとうございました。
ワーク内での動画の録音と音響にご協力いただいた GOK SOUND さん、撮影と編集を担当してくださった多摩美術大学学生での齊藤綾乃さんと都築翔さんありがとうございました。