石本光男 展「巡る」

2020年最初のshell102の展覧会のお知らせです.

19日より

『石本光男 展「巡る」』を開催しています。

作者が歩いて出会う「小屋」
トタン板で覆われた「小屋」
記憶の引っ掛かりをひとつひとつ丁寧に紐解きながら自分の手の中で再生させる。
トタンのコラージュは時間の旅である。
トタニズム。

202019日(木)~20(月)(火・水は休廊)
11
301900(最終日は17時まで)
◎レセプションパーティ 111日(土)17時から

小屋やトタンをモチーフに描くようになって少なからず僕の旅のしかたも風景の見方も変わってきました。

あてもなく街をぶらぶらしたり、通りを1本づつ歩いてみたり、あえて道に迷って
みたり。
自分がみたい風景を探していると今まで気づかずに通り過ごしてきたことのいかに
多いことか、そして自分が想像する以上に現実にある風景は不思議な世界を持って
いることにも気づかされました。

そうして探した風景を写真に撮って持ち帰ったあとは絵という長い旅が始まります。
巡り巡りながら風景と自身の感覚がリンクするように。

今回の展覧会では資料として撮った写真やドローイング、水彩、コラージュ、油絵、立体などを展示します。(石本光男)

本年もどうぞよろしくお願いいたします。