雨の夏至の「墨とコントラバス」

「墨とコントラバス」

私小説の映画のワンシーンを永遠と見ていた。

雨の日の夏至の午後

仄暗い部屋で、デスクに紙を広げ墨を含ませた筆を動かす女

コントラバスを弾く男は姿はハッキリとしているけれど亡霊

コントラバスの音、シンセの歪んだ機械音

大きな窓の外は車が走り、人が通り過ぎて、外のような内のような、ずっと続く錯覚の時間。

時間は止まっているようで、でも墨画は描かれていくから止まっていない事がわかる。

曇りの明るさが白いshellをよりぼやかせてくれたのは、まさにこの時のためだったのかもしれません。

途中、コントラバスを抱え外へ出て、大きな窓の外から墨画を描く女の後ろでコントラバスを弾いた時、クスッと笑ってしまうステキな亡霊。広い通りを渡って通りの向こうで弾いた時、もう一度クスっと笑ってしまった。観客は音を立てることを恐れてはいけないのです。だって菊地雅晃はその気配も取り込んでくれるから。原知恵子はその気配を墨に落としてくれるから。

2人は素晴らしきパフォーマーでした。

リアルタイムリングモジュレーションド変調コントラバス  。久しぶりの音、私は心地よい。

 

曜子さんの紙漉き

紙漉きワークショップ講師の市川曜子さんが桑の木の皮から紙を作った時のレポートがとても素敵なのです。
写真一枚一枚にコメントが書かれていて、見ても読んでも楽しく 興味津々。
ぜひ見てくださいませ。
庭はうちの庭です。

今回のワークショップでは桑の木の皮は使わず、曜子さんが用意してきてくれたもので紙漉きをします。
でも、紙づくり歴長い曜子さんの話が聞ける。紙への愛たっぷりの話が聞ける。嬉しいです。お時間会う方、ぜひご参加ください。

facebookより
https://www.facebook.com/kamaneko/media_set?set=a.10201014120154873&type=3

「9月の海はクラゲの海」展覧会 開催!

「9月の海はクラゲの海~everything is nothing~」
  2019年9月19日(木)〜29日(日)

 

1986年(昭和61年)ムーンライダーズのアルバム「DONʼT TRUST OVER THIRTY」の2曲目に収録された「9月の海はクラゲの海」
作詞/サエキけんぞう 作曲/岡田徹。
いつまでも色褪せることのない名曲。
あの頃、僕らの海をフィルムみたいに泳いでいたクラゲは、
いまでも透明にかがやき僕らの海を泳いでる。
あなたの「9月の海はクラゲの海」を作品にしてください。
展覧会では「9月の海はクラゲの海」をテーマにした作品を募集・展示します。

『イントロでキックの無限ゲートエコー(ヘンな言い方だけど当時はそういわれた)とチェロの絡みが決まったとき、そして「キミのこといつもみつめてて キミのこと何もみていない」と歌われたとき、“この曲いただき!きっと代表曲になる”と直感した日。その日から34年、今また「9月の海はクラゲの海」展が催されるなんて素敵すぎます。だってクラゲなんて少し前までは世界中の嫌われモンだったんだから。
moon riders 岡田 徹』

『青春の悩みの深海、真っ只中にいた僕が、その想いの中、海中の全てを照らすサーチライトを求めて書いたサエキの詞の最高作です。 今でもくぐもるブルーの海をガラス細工のクラゲのように照らしてくれるのは、岡田徹さんとムーンライダーズでなくしては作れない、ドッシリと新しく可愛い曲とサウンドのおかげです。 ファジーで愛らしいクラゲこそ、悩ましい青春の真の姿と考えてます。 全ての若者に参加してほしい展覧会です! サエキけんぞう』

[ イベント ]
9月23日(月・祝)
◎トークショー:岡田徹&サエキけんぞう
◎ミニライブ(岡田徹/サエキけんぞう/CTO-LAB )
*詳細は後日発表!

[ 展示 ]
「9月の海はクラゲの海」をテーマにした
平面(イラスト、写真)、立体、テクスト、映像、音楽 作品の公募展示です。
☆公募作品の中から大賞を決定。審査委員は岡田徹さんとサエキけんぞうさん。
・各審査委員賞/展覧会特別グッズ贈呈
・大賞/展覧会特別グッズ贈呈 + 個展開催権
・受賞者は展覧会イベントにご招待

☆まずは、公募のためのエントリーを!

[ 公募内容と方法 ]
あなたの「9月の海はクラゲの海」を作品にしてください。
・作品形態は問いません。
平面(イラスト、写真)、立体、テクスト、映像、音楽、どの分野でも。
・大きさはA2サイズ(420×594×150)以内。※立体は事前にご相談下さい。
・作品は会期中に販売いたします。販売をご希望でない方はお知らせください。
・オリジナル作品に限ります。
・第三者の権利(著作権、肖像権など)を侵害する作品は応募できません。
・展示作品は販売いたします。販売を希望でない方はお知らせください。

1.エントリー(8月中旬まで)
エントリー(申込みは)はどなたでも参加できます。
お申し込み多数の場合は、各カテゴリに分けた中から、参加者を決めさせていただきます。
・氏名(作家名と本名)
ユニットで参加の場合は、代表者を決め、全員の名前をお書きください。
・郵便番号・住所
・電話
・メールアドレス
・サイト/ブログURL(ある方)
・自己アピールなど
・代表的な作品の画像、データの添付
以上の内容を
info@shell102.comまで送ってください。

2.エントリーメールから出展者を決定し、追って詳細をご連絡いたします。
参加される方は、参加費5000円(DM,展示諸経費)をご負担ください。
支払い方法は出展決定後にお知らせします。

3.搬入は912、13日、搬出は930 予定
作品についてのご質問や相談は、メールにてお問い合わせください。
info@shell102.com   

 

 

墨とコントラバス4日前

昨日、「墨とコントラバス」のセッティングをしてみました。

プラハこと原 知恵子、かっこいいです。
ここに菊地雅晃さんが絡むことを考えるとワクワクです。

日時:622日  15:00~ / 18:00~(開場30分前)

料金:2000円 (+ドリンク300円)

2公演通しの方は¥3500

会場:gallery shell102

菊地君

622日『墨とコントラバス』のコントラバス演奏する菊地雅晃。

ジャズベーシストで作曲家、ギターもピアノも・・・音楽家です。

プーさんこと菊地雅章(キクチマサブミ)さんの甥っ子です。プーさんは「雅章」と書いて「まさぶみ」と読むのですが、菊地君は「雅晃」と書いて「まさあき」と読みます。その通りだけれどややこしい。

ジャズ、ロック、現代音楽、テクノも、幅広い活躍。

菊地雅晃ブログより

「今回は久々に電子変調機器を動員させて(Korg MS-50 他)、リアルタイムリングモジュレーションド変調コントラバスでのコラボを行います。リングモジュレーターをかけてのフィードバック演奏なども行いますので、未知の音響を聴きたい方は是非いらしてください。

僕はこのスタイルで30年演奏を行っておりますが、初期に比べるとジワジワと進化しております。」

ふむふむ、これサイコーなのです!楽しみ。

わかる方もわからない方も聴きにきてくださいませ~

菊地雅晃 http://blog.livedoor.jp/leoneturbogt2/

最近の音源をで聴けるのだ。すごっ。

https://masaakikikuchi.bandcamp.com/

水道工事

shell102の地下・ひんやり

きのうは外

きょうは下

水道工事。

地下から音が響きわたる。

来週土曜の「墨とコントラバス」のセッションのよう。

7/6~21『Dream Journey 』~ズントクとドボチョンの夢日記Tシャツ~

<shell102企画展>
Dream Journey」~ズントクとドボチョンの夢日記Tシャツ~
会期:201976日(土)~21日(日)(火・水曜は休業)
11301900
*最終日は17時まで・ワインと焼酎でクロージング!
<作家在廊予定>
ドボチョンこと宮原清
*7/21(日)16時〜
ズントクこと徳永雅之
*7/20(土)18:30
*7/21(日)15時〜

 

ズントクこと徳永雅之・ドボチョンこと宮原清
ふたりTシャツ展です。
何年もの間、ズントクとドボチョンはそれぞれのブログで夢絵日記を発表してきました。

今回はこの膨大な夢絵日記の中から
それぞれ8点、合計16点をTシャツにプリントして展示・販売いたします。夢の一瞬を描いた絵は、おかしく、怖く、切なく、
ちょっとハードボイルドで
条理も不条理も超えたシュールな夢時間物語
人の夢なのに、私たちも夢の余韻に浸ります。
Tシャツを着て街へゴー! Dream Journey
shell102だけの二人の夢日記Tシャツ。
今年の夏はこれで決まり!ね(^^)

☆プロフィールはこちら

<Tシャツはサイトからもご予約受け付けます。>
ご希望の方はメール info@shell102.comまでご連絡ください。

*シャツの色は選ぶことができます。インクの色はそのまま。
シルク印刷は全色、インクジェット印刷は一部の色となります。
色リストは最後に添付されています。

*サイズはS ・M ・L・ XL 男女共通です。
1枚 ¥3500 + 消費税。送料 ¥190
2枚以上は送料無料。

<Tシャツ一覧>
揺らめき川/ドボチョン(シルク印刷/写真はシルバーグレイ・黒)

アンディ/ズントク(シルク印刷/写真は黒・ゴールド)

無能山/ドボチョン(シルク印刷/写真は白・黒)

これがすべてだ/ズントク(シルク印刷/写真は白・グレー)

尾根/ドボチョン(インクジェット印刷/写真は白・黒)

カレー/ズントク(シルク印刷/写真はデニム・ローズピンク)

パン/ドボチョン(シルク印刷/写真は白・黒)

黒毛腕時計/ズントク(シルク印刷/写真はオートミール・黒)

市民プール/ドボチョン(インクジェット印刷/写真はオートミール)

荒野の銭湯/ズントク(シルク印刷/写真は白・グレー)

遅刻/ドボチョン(インクジェット印刷/写真は白)

ジョージ・ベンソン/ズントク(インクジェット印刷/写真はオートミール)

屋上の風呂/ドボチョン(インクジェット印刷/写真は白)

時代劇/ズントク(インクジェット印刷/写真はベビーピンク)

4本のスルメ/ドボチョン(シルク印刷/写真は黒・白)

ドアの下の老婆/ズントク(シルク印刷/写真はオートミール)

シルク印刷Tシャツカラー一覧(インクの色はそのままです)

 

 

 

☆6/28 紙漉きワークショップ

紙漉きの体験教室です
画家で版画家の市川曜子さんを講師に招き、日本の和紙と世界さまざまな手漉紙を見ながらその手法を学び、そしてオリジナルの手漉紙を作ります。 基本のポストカード、草花や色紙を漉き込んだり、型の流し漉きなど、 ポストカード3枚、B5判2枚、円型を2枚作ることができます。

6月28日(金)
時間 :13:30〜(開場は30分前、約2時間半)
参加費:¥3000+材料費(茶・菓子付き)
持ち物:エプロン(濡れても大丈夫なもの)
タオルを2枚(漉いた紙の水分をとります)
*材料・道具はご用意いたします。
会場 :gallery shell102 (定員10名)
申込み:tel:0422-29-8900 mail:info@shell102.com
*紙版画ワークショップも予定しております。

☆6/22『墨とコントラバス』

shell102企画イベント
原知恵子の墨画ライブドローイングと菊地雅晃コントラバスのセッション

何もない白い紙に落とされた筆から墨が沁み出て画が表れる。
筆と紙が擦れる音も、空気も光も吸込んで、 コントラバスが絡まって音楽が表れる。 静寂なのかノイズなのか、墨とコントラバスのセッション。
イラストレーターで、ダンサーでもある原知恵子の新たな表現・墨画のライブドローイングと ベーシストであり作曲家でもある菊地雅晃が長年行っている電子変調ベースソロスタイルの演奏。 shell102初めてのセッションです。

僕は久々に電子変調機器を動員させて(Korg MS-50 他)、リアルタイムリングモジュレーションド変調コントラバスでのコラボを行います。リングモジュレーターをかけてのフィードバック演奏なども行いますので、未知の音響を聴きたい方は是非いらしてください。僕はこのスタイルで30年演奏を行っておりますが、初期に比べるとジワジワと進化しております。(菊地雅晃ブログより)

日時:6月22日  15:00~ / 18:00~ (各60分)
料金:2000円 (+ドリンク300円)
会場:gallery shell102
予約・問い合わせ:gallery shell102まで
mail: info@shell102.com tel :0422-29-8900

原 知恵子 Chieko Hara 墨画家
画家・イラストレーター・ダンサーなど境界なき表現者として東京を中心に活動。2018年より墨の表現を始める。ダンスや太極拳、舞台芸術での経験を活かし、自身の呼吸から生まれる線の無限の可能性に改めて深くフォーカスし、伝統とモダニズム、西洋と東洋、聖なるもの邪なるもの、表現の垣根を越え、ひとつひとつ形にしていきたい。 http://www.chienoix.com/chieko-hara-sumi-art

菊地雅晃 Masaaki Kikuchi 1968年東京生まれ。 ベーシスト・ギタリスト・作曲家。 幼少より両親の影響でピアノを中心に様々な音楽教育を受ける。87年、ジャズベーシストの井野信義氏に、。その後渡米。ジャズベーシストのゲイリー・ピーコックに師事。帰国後、プロのジャズベーシストの活動開始。96年、コントラバスを電子変調させたベースソロアルバム「・・・15分なら過去にも未来にも行けるよ・・・」、ヒップホップのトラックメーカーとのトリップホップアルバム「夜弦響」、純電子音楽アルバム「Formula」3枚を同時リリース。様々なジャンルのアーティストと共演。15年に他界した叔父のジャズピアニスト菊地雅章へのトリビュートアルバム「~もつれた夢~ピアノとオーケストラのための」を16年に発表。2台のコントラバス・バスフルート・ドラムスの編成で現代音楽とジャズ、ヒップホップなどを融合させたアルバム「Arraignment」を18年に発表。現在はサイケデリックロックと80’s風AOR・フュージョンとダブを融合させたユニット「スターマイン」を主催。19年にアルバム発表予定。その他、芸大講師陣による現代音楽アンサンブルのために「コントラバスと室内オーケストラのための曲」を作曲中。 http://blog.livedoor.jp/leoneturbogt2/

 

『星の王子さまと月と二人の少女』公演

shell102シアトリカルシリーズ

B機関 + shell102 合同企画イベント

無事終了しました。

雨の中お越しいただきありがとうございました。

大変有意義な時間。

ひとつひとつ作り上げてゆくその過程に関われたことは、
とても嬉しく
とても大切なものとなりました。

直子さん、点滅さん、そして初代点子石井くに子さんありがとうございました。

ふたりのヒロイン・千晴さんといちよさん、楽しみにしています。

B機関「星の王子さま」(寺山修司/作・構成,脚色,演出/点滅)

825日 劇場◎座・高円寺1
大きなポスター貼りますね!