もうひとつドローイングのこと

ドローイングのことをもうひとつ
ドローイングのシートの大きさは16×20センチ
小さいけれど、大きくて深い世界が広がっている。
シートからちょっと離れて眺めると、その世界の形が見えてくるのだけれど
どんどん近づいて見ると、世界だと思っていたシートの中にいくつもの世界があることに気づくのです。
羽毛の最小単位の毳毳(ケバケバ)のような、飛沫の最小微粒子のような点や線が景色を作っていました。

離れて見たときと同じスケールが、近づいて見たときの絵の中にありました。