「アンディ」by ズントク

「アンディ」 1990329

流れ星が見えた。 星が消える前に願い事をつぶやいてみた。小さなUFOが飛んできた。僕の周りを飛んでいる。こいつにも願い事をつぶやいてみた。

宇宙人が僕の前に居た。丸い顔に目、鼻、口、そして人間のような手。右手には丸い風船のような薄緑色のものが付いている。宇宙人と一緒に食事に行った。僕の家族も一緒だ。どこかの店のとても広いお座敷。周りの席にも人がたくさん居る。宇宙人と色々な話をした。「思っただけで物を動かせるのですか」家族が怪訝そうな顔をする。「片方の手が丸いのでそういう能力がないと色々不便かと思って」というと家族は彼を指さして「ちゃんと手はある」と言った。見るとその丸いものは取り外し可能な一種の装置だったのだ。

彼は落ち着いた声で「なにか動かしてみればいいのですね」と言った。

 宇宙人は 自分の名前は「アンディ」であると言った。アメリカ人のような名前だなと思ったが、実は 「アンディ」の「ディ」の発音が独特で正しくは「アンドゥィイー」と発音するのだそうだ。

会食はおひらき。その場所を出ることになった。

実は今まで居た所は他人の結婚式の披露宴会場らしいことがわかった。

by ズントク

『Dream Journey 〜ズントクとドボチョンの夢日記Tシャツ展 より〜』