原 知恵子 / 墨画家 Chieko Hara SUMI art
先月開催したイベント「墨とコントラバス」で描き上げた原 知恵子さんの墨画が、再びshellの壁を飾っています。
掛け軸仕様等ご相談承ります。
どうぞご覧にいらしてくださいませ。
原 知恵子 / 墨画家 Chieko Hara SUMI art
先月開催したイベント「墨とコントラバス」で描き上げた原 知恵子さんの墨画が、再びshellの壁を飾っています。
掛け軸仕様等ご相談承ります。
どうぞご覧にいらしてくださいませ。
「墨とコントラバス」
私小説の映画のワンシーンを永遠と見ていた。
雨の日の夏至の午後
仄暗い部屋で、デスクに紙を広げ墨を含ませた筆を動かす女
コントラバスを弾く男は姿はハッキリとしているけれど亡霊
コントラバスの音、シンセの歪んだ機械音
大きな窓の外は車が走り、人が通り過ぎて、外のような内のような、ずっと続く錯覚の時間。
時間は止まっているようで、でも墨画は描かれていくから止まっていない事がわかる。
曇りの明るさが白いshellをよりぼやかせてくれたのは、まさにこの時のためだったのかもしれません。
途中、コントラバスを抱え外へ出て、大きな窓の外から墨画を描く女の後ろでコントラバスを弾いた時、クスッと笑ってしまうステキな亡霊。広い通りを渡って通りの向こうで弾いた時、もう一度クスっと笑ってしまった。観客は音を立てることを恐れてはいけないのです。だって菊地雅晃はその気配も取り込んでくれるから。原知恵子はその気配を墨に落としてくれるから。
2人は素晴らしきパフォーマーでした。
リアルタイムリングモジュレーションド変調コントラバス 。久しぶりの音、私は心地よい。
昨日、「墨とコントラバス」のセッティングをしてみました。
プラハこと原 知恵子、かっこいいです。
ここに菊地雅晃さんが絡むことを考えるとワクワクです。
日時:6月22日 15:00~ / 18:00~(開場30分前)
料金:2000円 (+ドリンク300円)
2公演通しの方は¥3500
会場:gallery shell102
6月22日『墨とコントラバス』のコントラバス演奏する菊地雅晃。
ジャズベーシストで作曲家、ギターもピアノも・・・音楽家です。
プーさんこと菊地雅章(キクチマサブミ)さんの甥っ子です。プーさんは「雅章」と書いて「まさぶみ」と読むのですが、菊地君は「雅晃」と書いて「まさあき」と読みます。その通りだけれどややこしい。
ジャズ、ロック、現代音楽、テクノも、幅広い活躍。
↓菊地雅晃ブログより
「今回は久々に電子変調機器を動員させて(Korg MS-50 他)、リアルタイムリングモジュレーションド変調コントラバスでのコラボを行います。リングモジュレーターをかけてのフィードバック演奏なども行いますので、未知の音響を聴きたい方は是非いらしてください。
僕はこのスタイルで30年演奏を行っておりますが、初期に比べるとジワジワと進化しております。」
ふむふむ、これサイコーなのです!楽しみ。
わかる方もわからない方も聴きにきてくださいませ~
菊地雅晃 http://blog.livedoor.jp/leoneturbogt2/
最近の音源を↓で聴けるのだ。すごっ。
shell102企画イベント
原知恵子の墨画ライブドローイングと菊地雅晃コントラバスのセッション
何もない白い紙に落とされた筆から墨が沁み出て画が表れる。
筆と紙が擦れる音も、空気も光も吸込んで、 コントラバスが絡まって音楽が表れる。 静寂なのかノイズなのか、墨とコントラバスのセッション。
イラストレーターで、ダンサーでもある原知恵子の新たな表現・墨画のライブドローイングと ベーシストであり作曲家でもある菊地雅晃が長年行っている電子変調ベースソロスタイルの演奏。 shell102初めてのセッションです。
僕は久々に電子変調機器を動員させて(Korg MS-50 他)、リアルタイムリングモジュレーションド変調コントラバスでのコラボを行います。リングモジュレーターをかけてのフィードバック演奏なども行いますので、未知の音響を聴きたい方は是非いらしてください。僕はこのスタイルで30年演奏を行っておりますが、初期に比べるとジワジワと進化しております。(菊地雅晃ブログより)
日時:6月22日 15:00~ / 18:00~ (各60分)
料金:2000円 (+ドリンク300円)
会場:gallery shell102
予約・問い合わせ:gallery shell102まで
mail: info@shell102.com tel :0422-29-8900
原 知恵子 Chieko Hara 墨画家
画家・イラストレーター・ダンサーなど境界なき表現者として東京を中心に活動。2018年より墨の表現を始める。ダンスや太極拳、舞台芸術での経験を活かし、自身の呼吸から生まれる線の無限の可能性に改めて深くフォーカスし、伝統とモダニズム、西洋と東洋、聖なるもの邪なるもの、表現の垣根を越え、ひとつひとつ形にしていきたい。 http://www.chienoix.com/chieko-hara-sumi-art
菊地雅晃 Masaaki Kikuchi 1968年東京生まれ。 ベーシスト・ギタリスト・作曲家。 幼少より両親の影響でピアノを中心に様々な音楽教育を受ける。87年、ジャズベーシストの井野信義氏に、。その後渡米。ジャズベーシストのゲイリー・ピーコックに師事。帰国後、プロのジャズベーシストの活動開始。96年、コントラバスを電子変調させたベースソロアルバム「・・・15分なら過去にも未来にも行けるよ・・・」、ヒップホップのトラックメーカーとのトリップホップアルバム「夜弦響」、純電子音楽アルバム「Formula」3枚を同時リリース。様々なジャンルのアーティストと共演。15年に他界した叔父のジャズピアニスト菊地雅章へのトリビュートアルバム「~もつれた夢~ピアノとオーケストラのための」を16年に発表。2台のコントラバス・バスフルート・ドラムスの編成で現代音楽とジャズ、ヒップホップなどを融合させたアルバム「Arraignment」を18年に発表。現在はサイケデリックロックと80’s風AOR・フュージョンとダブを融合させたユニット「スターマイン」を主催。19年にアルバム発表予定。その他、芸大講師陣による現代音楽アンサンブルのために「コントラバスと室内オーケストラのための曲」を作曲中。 http://blog.livedoor.jp/leoneturbogt2/