10/12-20「Tracing Nature」 Tetsu Takeda

2024年10月12日 (土) 〜 20日(日) 木曜休廊
12:00〜20:00 木曜休廊
オープニングレセプションパーティー 10/12sat 18:00〜

道で無造作に転がっている物、海に流れ着いている物、空の雲や光、
これらの自然に出来た物事に偶然出くわす時、構図や色や物の形が偶然にしては美しく完璧で、面白すぎてつい写真に収めてしまう。
これらの景色や物や出来事がひとつのきっかけになり制作が始まる。
自分の思考を止めた時それは自分からというよりは向こうから勝手にやって来てそして本当の自分が現れる。
思考を介さず、この瞬間に集中する事で画面や立体に起こる出来事は
それらの物や出来事にリンクしてつながっていく。
パズルのように偶然組み合わさっていく事によって見たことのない新しい景色が現れる。
新しい景色を見る事で自分だと思っていた自分がなくなっていき景色の中に溶けていく。
自然と一つになりたいという思いは、この世界からの逃避ではなく、この世界の秘密を暴く。 (TETSU TAKEDA)

武田哲の作品は景色です。
寄せては返す波のように海辺を歩き、立ち止まり
その景色を、拾った時間をなぞりながら、積み上げながら
景色を生み出します。循環しながら新しい景色となります。
グローバルに活動をする武田哲さんの個展を開催します。
ぜひお越しください。(gallery shell102)

武田哲  TETSU TAKEDA  Profile
www.tetsutakeda.com
神戸市生 
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン科卒。
1986年から2010年までニューヨークを拠点に作品を発表。
現在は神奈川県で制作活動を続け、国内外で作品を発表している。
近年は、自己の意図や作為によるコントロールを離れた制作スタイルにシフトし、廃材などを素材とした立体作品、写真、ペインティング、ドローイング作品など制作。

近年の展覧会
2022 ”Time Travelin’ “  Space 8510, Tokyo Japan
2022 “New Landscape” Gallery Pictor, Kamakura, Japan
2023  9th Bi-City Biennale of Urbanism/Architecture “Been Here and Gone”  Shenzhen, China
2023  “The Great Gig On The Beach”  Mizusai gallery, Tokyo Japan
2023  “In the moment”  57W57Arts, New York,NY