2024年11月1日(金)~10日(日)
11:00~20:00 水曜休廊 (日曜は19時迄)
石本光男:画家/遠藤宏:カメラマン /玉井清:建築家
いつの間にか小屋に魅せられ ひっついた 小屋びと三人。
大好きな 僕たちの小屋に会いにおいで。
小屋へようこそ
石本光男:画家
子供の頃は近所の古い建物や木造校舎を描くのが好きだった。東京造形大学在学中から小屋や家型をモチーフにした立体作品やレリーフ作品を作り始める。
1985年には大学の裏山に原寸大の「傾く小屋」を制作する。
卒業後はしばらく小屋から離れた絵画作品を発表するが、狭山丘陵を散歩中に見つけた小屋に感動して2004年から各地を巡り小屋をモチーフに水彩や油絵を描くようになる。
近年では木片を組み合わせて小屋のオブジェも制作するようになり、作った小屋を並べてはまた絵を描いている。
https://www.instagram.com/jirokobun/
遠藤宏:カメラマン
幼い頃の私にとってはそこは遊び場で、小学生にもなると薪割りは私の欠かせない楽しみのひとつとなった。
12月の晦日には農具をタワシで洗って一年分の土を落とし、きれいに並べ、その前に鏡餅を飾るのが習わしだった。
残念ながら私が大学生の頃に取り壊されてしまい既にないが、小屋と労働とをつなぐ視点が持てたのは、その納屋のおかげかもしれない。
https://www.instagram.com/endo__hiroshi/
玉井清:建築家
幼少期、田んぼの藁で秘密基地を仲間と作った。多分これが原点。小さな場所は好きだ。建築家となり、住宅設計の中で別棟の小屋を提案する機会もあり、なんとなく母屋よりも面白いなと思っていた時期もある。小屋から豪邸の設計依頼が来ないかと目論むも、一向に豪邸の仕事は来ないとか。そして、6年前から通うこととなる千葉県の房総エリアで、小屋熱再燃。海側の小屋、山側の小屋を見て回る。そして妄想。「一人一小屋」「こやこや話し」「小屋に草」などなど小屋用語なるもの、また、打ち捨てられた廃屋小屋を遊ぶ、「始まりの小屋ビギン」などの活動。
「小屋プロ」を主宰。「小屋やっている人」の称号もあり。
https://www.instagram.com/koya_produce/