Takehide Harada solo exhibition
2025年3月28日(金)~4月6日(日)
休廊:4月2日(水)
日〜火 12:00-18:00
木〜土 12:00-20:00
戦火がひろがり、生命が虐げられる今日、やさしく美しいはらださんの世界をご紹介します。
画家、絵本作家、ジョージア映画祭主宰と、複数の顔を持つはらだたけひでさん。ロシアのウクライナ侵攻、混乱するジョージアの情勢と悲しみが続く世界。
はらださんの全ての活動に通底する平和への願い、戦火の中にいる子どもたちに思いをはせ、ドイツの劇作家ブレヒトの詩「子どもの十字軍」を2023年に絵本化しました。
本展覧会では子どもの十字軍」原画、新作となる「お日さまの夢」「お月さまの夢」、未発表の「パシュラル先生 ふたたび」などを展示します。
「子どもの十字軍」朗読会
3月29日(土)、30日(日) 14:30~15:00
4月5日(土)、6日(日) 14:30~15:00
参加費 無料
定員10名 先着順
お名前、参加日時、人数、連絡先を記入の上お申込みください。
yoyaku@shell102.com
https://shell102.com/yoyaku-2/
はらだたけひで(画家・絵本作家/ジョージア映画祭主宰)
1954年、東京都に生まれる。
1974年から2019年まで、東京・岩波ホール(2022年に閉館)で世界の名作映画の上映に携わる。
1978年に映画「ピロスマニ」の公開を担当して以降、ジョージア文化、特に同国の映画の紹介に努め、2018年、2022年、2024年にジョージア映画祭を開催する。
絵本に『パシュラル先生』のシリーズ、『フランチェスコ』(ユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞)、『子どもの十字軍』など多数。
挿画も多く『ダギーへの手紙』(E・キューブラー・ロス)、『十歳のきみへ』(日野原重明)、『森のお店やさん』(林原玉枝)など。
ジョージア関係の著作に『グルジア映画への旅』、『放浪の画家ニコ・ピロスマニ』、『放浪の聖画家ピロスマニ』、『ジョージア映画全史 ─自由、夢、人間』などがある。
2022年にジョージアの各都市で「聖ピロスマニ」と題した個展(在ジョージア日本大使館主催)が開催された。日本における画家ピロスマニとジョージア映画の紹介に対して、2019年にジョージアのピロスマニ祭で感謝状、2022年にジョージア外務省から文化功労賞「ジョージアの友人」、2024年二在日ジョージア大使館からジョージア日本友好賞が授与される。