舞踏家がつくる陶の世界
TEMMETSU solo exhibition
2024年12月6日(金) −15日(日)
日,月,水 :12-18時/木,金,土:12-20時
休廊:火曜日
☆オープニングレセプション:12月7日(土)18時〜20時
☆パフォーマンスday ( 無料)
12/8(日), 11(水), 14(土)
14:00/15:30/17:00(各10分程度の舞踏パフォーマンス)
【本個展『and Hand』に寄せて】
2020年コロナウィルスの世界的蔓延、緊急事態宜言により、私が表現発表の場の主体としていた劇場が閉鎖され、主宰するB機関の演劇公演が一カ月前に中止。さらに翌年に延期された公演までもが中止となりました。
その期間は自分の表現とその方法について考える、というより考えざるを得ない機会となりました。
舞台はその場限りのその瞬間だけのもの。形の残らないもの。
積み上げてきたものはそこで昇華されるのですが、その前に消えてしまうこともある。
そのことを初めて実感しました。
舞台の演出、製作に追われていた日々の時間がポッカリと空いてしまい、そんな中、何気無く始めたのが陶芸でした。
形に残るもの、形だけが残る潔さ。
同じ表現ながら舞台との相違点、そして共通点。
気づけば身体をモチーフにしたものを多く作っていました。
それは自分がやり始めたこの陶芸は自分にとって全く新しいことではなく、長年培ってきた舞踏を礎にしているのだと思いました。
舞台での踊りは一瞬一瞬で消えていくものですが、陶器としてその瞬間を残す。
「舞踏家がつくる陶の世界」
今回の初個展、お楽しみいただけたら幸いです。 2024年 点滅
点滅 TEMMETSU
舞踏家・陶芸家。
1993年土方巽記念アスベストにて舞踏を始めて以降、国内外の芸術祭への参加、演劇への進出など、舞踏家として精力的に活動している。2021年舞踏活動と並行して陶芸を始める。2023年より陶芸作品のオブジェを製作。舞踏を通して長年向き合ってきた身体をモチーフとした作品が多い。今回が自身初の個展となる。
http://www.temmetsu.link/
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る